各国のサッカー代表ユニフォームの傾向(1990年代後半)

SponsoredLink


基本的には、2年ごとに行われる、
サッカー代表チームのユニフォームのモデルチェンジ。

それでは、1990年代後半の各国代表サッカーユニフォームの、
全体的な傾向をお話させていただきます。

●ユーロ1996イングランド~1997年

ユーロ出場16ヶ国のメーカーシェア率ですが、
adidasが5、lottoが3、PUMAとUMBROが各2、
NIKE、Reabok、hummel、Olympicが各1となります。

NIKEが、イタリアのサッカーユニフォーム支給ブランドとして、
初めての国際大会に進出しました。
そして、その後急激にシェア率を強めていくようになるんですよね。

また、16ヶ国中で衿付きモデルが、
なんと12ヶ国と形勢が逆転して、衿付き全盛となっているんです。

大会用のパッチを、袖に義務づけられるようになったのが、このユーロからとなります。

●98フランスW杯~99年

W杯出場32ヶ国のメーカーシェア率ですが、
adidasとNIKEが各6、PUMAが5、UMBROとReabokが各3、
lottoとKAPPAが各2、DIADORA、asics、hummel、ABA、Shamelが各1となります。

PUMAとNIKEが反撃を強めて、adidasとの3大シェア争いがますます激化しました。

日本のW杯初出場と共に国内メーカーである、asicsも初出場を果たしました。

傾向としまして、強国のデザインはシンプル、
初出場である、日本、クロアチア、ジャマイカ、南アフリカなどのデザインは、
きわめて個性的という、対照的なものとなりました。

そして、本大会用モデルには、全チーム
「FIFA WORLD CUP FRANCE 98」という刺繍が入るようになりました。

更に、オランダの1999年モデルから、
自国と対戦国の2つの国旗が入る傾向が見られるようにもなりました。

SponsoredLink

このページの先頭へ