各国のサッカー代表ユニフォームの傾向(1990年代前半)
基本的には、2年ごとに行われる、
サッカー代表チームのユニフォームのモデルチェンジ。
具体的に言いますと、4年に1度開催される、
サッカーW杯の年と、その中間のユーロ開催年に向けて,
ニューモデルが採用されるのですね。
もちろん、ヨーロッパ以外の国などは、各大陸選手権に合わせた
時期に新しいユニフォームを導入する場合も多いです。
中には大会ごとに発表する国もあるようです。
それでは、まず最初に1990年代後半の各国代表サッカーユニフォームの、
全体的な傾向をお話させていただきます。
●1990年イタリアW杯~1991年
W杯出場24ヶ国のメーカーシェアですが、adidasが15、PUMA・UMBROが各2、
以下、lotto、Topper、DIADORA、RAPIDO、Le coqが各1となっています。
衿につきましては、Vネックが13ヶ国で、衿付きが11ヶ国とほぼ半々の割合となりました。
最大勢力のadidasもドイツやアルゼンチンなど10ヶ国がVネックで、
オランダなど5ヶ国は衿付きに、くっきりと傾向が分かれていました。
●ユーロ1992スウェーデン~1993年
ユーロ出場8ヶ国のメーカーシェア率ですが、
adidasが4、UMBROが2、lottoとhummelが各1となりました。
衿についてはadidas4ヶ国がVネックで、他の4ヶ国は衿付きとなり、
Vネックは先端イメージとなったみたいですね。
なお、この大会から胸ゼッケンが入るようになりました。
※予選ではまだ胸ゼッケンは無し。
●1994アメリカW杯~1995年
W杯出場24ヶ国のメーカーシェア率ですが、
adidasが10、UMBROが4、lottoとDIADORAが各3、
Reabok、Mitore、RAPIDO、Shamelが各1となっています。
ブラジル、イタリアなど強豪国のモデルには、
身頃にエンブレムのプリントが入るのがトレンドになっていまたようですね。
SponsoredLink